梅花藻は清らかな水の中でしか育たないキンポウゲ科の多年生水草です。
5月~7月に水面から顔を出して咲く白い花は、梅に似ているため「梅花藻(バイカモ)」の名前の由来となっています。
神河町では、長谷地内(ホテルモンテ・ローザ周辺水路)、新野地内(新野駅北西水路)で見ることができます。
豊かな緑ときれいな水辺に生息し、水辺を舞う光が織りなす幻想的な光景が目を楽しませてくれるほたる。
神河町では豊かな緑ときれいな水辺が保たれており、6月~7月にかけ、小田原川、犬見川、猪篠川、越知川など、どの流域でも見ることができます。
越知川沿いの中村地区、犬見川沿いの長谷地区、越知川最北の新田ふるさと村では、ホタルの保全に取り組むとともに、多くの皆さんに楽しんでもらおうと毎年ほたる祭りが開催されています。
神河町では、毎年6月上旬から小田原川、犬見川、越知川の各河川で鮎釣りが解禁され、近畿各地から太公望が訪れます。
鮎は、初夏から夏の季節を代表する食材で、若あゆの塩焼きや天ぷらは珍重されます。
町内のお食事処で食べることができます。(事前にお問い合せ・ご予約下さい。)
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・越知川・猪篠川(越知川漁業組合):0790-34-0960 解禁日=6月第3土曜日
・犬見川(長谷漁業組合) :0790-35-0001 解禁日=6月第4土曜日
・小田原川(寺前漁業組合) :0790-34-0811 解禁日=6月第4日曜日 -
シーズン券(町外・友釣り)=10,000円 日券=3,000円
秋には、ススキの黄金色の穂が一面を覆い尽くす砥峰高原。
映画「ノルウェイの森」や大河ドラマ「軍師官兵衛」のロケ地としても知られ、神河町の観光スポットの中でも特に人気があります。
毎年、ススキが見頃を迎えるころには、観月会も開催。夜のすすき野原は、昼に見るのとはまた違った幻想的な雰囲気がありおすすめです。
桜とともに、神河町の町木のもみじ。町内では法楽寺のもみじが有名ですが、紅葉の時期には町内のいたるところで見ることができます。
神河町の町づくりグループでは、町木の紅葉をもっと町内に広めようということで、法楽寺やグリーンエコー笠形に自生しているもみじの種からもみじの苗木を育て、町内全戸に配布する活動に取り組んでいました。
神河町では、「発電所のある”電源の町”から明かりを」と12月上旬から1月上旬にかけて、イルミネーションを点灯する「冬の蛍」がボランティアの呼び掛けで始まり、毎年取り組まれています。
この時期になると、きらびやかに飾られたイルミネーションが町内各地域の施設や家庭で見ることができます。
特に宮野地区のイルミネーションは、通称「ミヤナリエ」として親しまれ、町外からもたくさんの人が見に来られ、町を代表する冬限定の風物詩となっています。